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外反母趾の先端は内側を向いています。外反母趾の親指を掴み、外側へグっと引っ張りたくなります。お気持ちはわかります！！

引っ張ると見た目がまっすぐになり、キレイに見えますよね！！ずっと引っ張り続けると、その形を少し維持するようになるので、治ったように見えます。嬉しいですね☺

ただ…現実は悪化してしまうんです…。外反母趾は指（甲の中にある指の根元）が広がった結果、親指先端の骨が内側に入るという疾患なんです。足の幅が広がった結果（開張足ともいいますね！）残念ながら外反母趾が発生してしまいます。

実際、外反母趾の方は足の幅が広く、靴選びにも苦労された経験をお持ちではないでしょうか…。

そのような状態で親指の先端を外へひっぱり、足の幅を拡げてしまうと、その反動として親指の先端は中に入ろうとします。

つまり 外反母趾が悪化するということです。

足の指の間に物を入れたり、親指を外へ開くような 装具は、その時の見た目は良いのですが、実際は外反母趾の悪化を助長させてしまいます。絶対にやめましょう！！

（※根本の中足骨を抑えて、先端の末節骨を動かすような手技は別です）

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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足のケアセンター船橋