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ブログ No.14379 について

千葉の原風景を未来の子どもたちに「藁ぼっちプロジェクト!」始動!

「ぼっち」と聞いて、みなさんが思い浮かべるものはなんですか?

ひとりぼっち、ぼっち飯、、、そんなところでしょうか(笑)。

実は、「ぼっち」は、千葉にとても縁があるものです。

落花生が千葉の名産なのは皆さんご存知だと思いますが、秋から冬にかけて、畑に山のように積まれている落花生を見かけたことはありませんか?
この、落花生を天日干しするために畑に積んでできた小山のことを、千葉では古くから「ぼっち」と呼んできました(名前の由来は諸説あるようです)。落花生の産地である千葉市、八街市、佐倉市周辺にお住まいの方は、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。農家さんによっては大豆でもぼっちを作ります。

現在、ぼっちの上には、雨よけのためにブルーシートを被せるのが主流ですが、かつては、農家さんが稲藁で笠を編み、縄をなって、ぼっちの雨よけを作っていました。
藁笠をかぶったぼっちが立ち並ぶようすは、どこか、藁葺き屋根の家が立ち並ぶ農村の光景に似て、心和むものなのですが、時代の流れで、年々藁笠のぼっちは減り、今はブルーシートのぼっちが大半となっています。

しかし、この千葉ならではの農村景観も、藁笠編みや縄ないなどの手作業も、時代とともに忘れられてしまうのはなんだか寂しい。消費者と、農家が力を合わせれば、この風景を残すことができるのではないか?

そんな思いから生まれたのが、この「藁ぼっちプロジェクト!」。主に佐倉市内の、環境保全型農業に取り組む農家さんの協力で、種まき、収穫、ぼっち積みを参加者とともに行い、年明けにはその収穫を祝う収穫祭でおいしい落花生と大豆をいっしょ味わうという、プロジェクトです。普段なかなか話す機会のない農家さんとの交流も持て、農作業や藁笠編みも体験しながら、自然環境に配慮した農業を応援することができます。

プロジェクトは来年の収穫祭まで続きますが、イベントごとの参加が可能です。
季節を感じながら、昔の人の知恵に学びながら、いっしょに千葉のすてきな風景を未来に残していきませんか?

「〜千葉の原風景を未来の子どもたちに〜 藁ぼっちプロジェクト!」
https://feelsandfields.jp/warabocchi/

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