その後を追ってみた 年末回顧２０２１
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2021/12/28
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以下は 2 年前に書かれた内容です
鉄道部を開設して、おかげさまで２年が経ちました。今年もご覧いただきありがとうございます。この一年で取り上げたものの中で、いくつかその後を追ってみました。
房総の209系が伊豆急へ
今年の３月のダイヤ改正で、内房線、外房線、成田線、鹿島線に導入されたE131系。同区間の一部の209系を置き換え、ワンマン化や内房外房の直通運転など、房総の鉄道の運行体系に大きな変化をもたらしました。これに伴い、余剰になった209系の一部編成は６両から４両に短編成化されたり、廃車されたりしましたが、そのうちの２編成が、静岡の伊東と下田を結ぶ伊豆急行に譲渡されました。
１２月１１日に伊豆急の伊豆高原駅で撮影会が行われ、元209系2100番台が黄色と青色の房総色の帯を外した無塗装の状態で展示されました。そこでの発表によると、伊豆急では3000系を名乗るようです。消された表記類の部分にはうっすらと「千マリ」「モハ208-2102」などの跡が残っています。幕張車両センターに配置されていた証です。伊豆急によると、この209系改め伊豆急3000系は2022年春デビュー予定です。今回は無塗装での展示でしたが、伊豆高原の桜並木が色づくころには、また違った姿を見せてくれるのでしょうか。
新１０００形１０３３編成が運用復帰
ドレミファインバータを搭載し、京急最後の「歌う電車」として有名だった新1000形1033編成。今夏に一旦運用から外れ、機器更新工事に入っていましたが、このほど運用に復帰しました。機器更新で音階を奏でなくなった同編成には、前面左側に京急のキャラクター「けいきゅん」のイラストが描かれています。更新後も京成に乗り入れ、県内でも目にすることができます。
スカ色の次は赤電
成田線の我孫子―成田間の開業120周年を記念し、4月から10月まで常磐線のE231系マト139編成の帯色がスカ色に変更されました。現在、同編成の帯色は元の常磐線色に戻されていて、同線のE231系では特徴的な編成はなくなりましたが、今度はE531系で特徴的な編成が誕生しています。E531系K451編成です。国鉄時代に常磐線を走行していた401系「赤電」をイメージしたラッピングが施されています。
これはE531系の所属する勝田車両センターが2021年に開所60周年を迎えたことを記念したもの。現在は常磐線の友部―原ノ町間と水戸線で運行されていますが、2022年1月からは常磐線、上野東京ラインの品川―友部間でも運行を開始し、県内にも乗り入れてくる予定です。2022年も常磐線から目が離せませんね。
このほか県内の鉄道では、小湊鉄道のキハ40の運行開始、新京成の「くぬぎ山のたぬき」こと8000形の引退、東武アーバンパークラインの野田市内高架化などの大きな動きがありました。来年はどんな出来事が起こるのでしょうか。
以上は 2 年前に書かれた内容です
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