
電話しながら高齢者がATM操作… 「詐欺じゃないですか」声掛け被害阻止 千葉南署、大学生に感謝状
2023/2/20
※写真:感謝状を受け取る牧野さん(右)=千葉市緑区の千葉南署
電話de詐欺被害を防いだとして、千葉南署は千葉市緑区の大学3年、牧野陽さん(21)に署長感謝状を贈りました。
同署によると、1月28日午後4時50分ごろ、牧野さんが同区内の金融機関ATMで現金を下ろしていると、隣のATMで高齢男性が電話をしていました。操作に手間取り、指示を受けているように見えたため「詐欺じゃないですか」と声をかけ、110番通報し被害を防ぎました。
男性は「ショートメールが来て、5時までに未払い金を払わないと10万円かかってしまうと言われた。詐欺と気付かなかった」と話したといいます。
牧野さんは「自分が見ているのに被害に遭ったら心が痛む。周りに人がいたので、勘違いだったらというためらいもあったが、見ていた以上止めないとと思った」と話しました。
同署の手塚正人署長は「一般人の声かけはなかなかできることではない。この勇気を知ってもらい、地域全体で詐欺を防ぐことにつなげたい」と感謝しました。
同署によると、1月28日午後4時50分ごろ、牧野さんが同区内の金融機関ATMで現金を下ろしていると、隣のATMで高齢男性が電話をしていました。操作に手間取り、指示を受けているように見えたため「詐欺じゃないですか」と声をかけ、110番通報し被害を防ぎました。
男性は「ショートメールが来て、5時までに未払い金を払わないと10万円かかってしまうと言われた。詐欺と気付かなかった」と話したといいます。
牧野さんは「自分が見ているのに被害に遭ったら心が痛む。周りに人がいたので、勘違いだったらというためらいもあったが、見ていた以上止めないとと思った」と話しました。
同署の手塚正人署長は「一般人の声かけはなかなかできることではない。この勇気を知ってもらい、地域全体で詐欺を防ぐことにつなげたい」と感謝しました。