
「海自カレー」で地域を元気に! 館山市内5店で提供“ご当地グルメ” 地元食材にこだわり開発
2023/2/20
※写真:たてやま海自カレーを手に持つ「里見茶屋」の西郷さん=館山市
海上自衛隊館山航空基地(千葉県館山市)で振る舞われているカレーライスをもとにした「たてやま海自カレー」の提供が、飲食店やホテルなど市内5店舗で始まりました。館山商工会議所を主体に、海自監修の下、各店舗が地元食材にこだわった「元気が出るカレー」を開発。ご当地グルメとして全国に発信し、地域経済の活性化につなげる狙いです。
同商議所などによると、海自では同基地を含め、毎週金曜日の昼食時に隊員へカレーライスを出す慣習があり、各部隊や艦船ごとに独自のレシピがあるといいます。同基地のカレーはイベントなどで市民にも振る舞われ、人気を集めていました。
同商議所などによると、海自では同基地を含め、毎週金曜日の昼食時に隊員へカレーライスを出す慣習があり、各部隊や艦船ごとに独自のレシピがあるといいます。同基地のカレーはイベントなどで市民にも振る舞われ、人気を集めていました。

里見茶屋で提供しているカレー。さば節のだしが効いたまろやかな味が特徴。骨付きの鶏肉やジャガイモも入ってボリューム十分
「海自カレーの味わいを手軽に食したい」との声が多数寄せられたこともあり、同商議所などでつくる市経済団体連絡協議会は昨年3月、海自カレーのご当地グルメ化を推進するよう求める要望書を市に提出。その後、同商議所で商品化に向けた開発会議を実施。海自の隊員らを交えて「とろみ」や「辛さ」などを定め、地元食材を取り入れるなど基本ルールに従って、各店舗がそれぞれ趣向を凝らしたカレーを開発しました。
提供店舗の一つである「里見茶屋」のカレーは、地元で製造したさば節のだしが効いた和風テイストのまろやかな味が特徴。骨付きの鶏モモ肉に加え、ジャガイモを丸ごと1個入れ、ボリューミーな一品に仕上げました。団子店ならではの副菜も魅力で、同店の西郷謙次さん(64)は「多くの人に食べてもらい、元気になってほしい。まちの元気にもつながれば」と期待しました。
「たてやま海自カレー」は同店のほか、「Café123」、「Photon325」、「館山リゾートホテル」(施設内バーで夜間のみ)「まるへい民宿」(宿泊者向け)でも味わえます。
提供店舗の一つである「里見茶屋」のカレーは、地元で製造したさば節のだしが効いた和風テイストのまろやかな味が特徴。骨付きの鶏モモ肉に加え、ジャガイモを丸ごと1個入れ、ボリューミーな一品に仕上げました。団子店ならではの副菜も魅力で、同店の西郷謙次さん(64)は「多くの人に食べてもらい、元気になってほしい。まちの元気にもつながれば」と期待しました。
「たてやま海自カレー」は同店のほか、「Café123」、「Photon325」、「館山リゾートホテル」(施設内バーで夜間のみ)「まるへい民宿」(宿泊者向け)でも味わえます。