復興への機運を 鋸山の歴史を紐解く 第11回「金谷・石のまちシンポジウム」開催へ
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2019/11/14
以下は 5 年前に書かれた内容です
千葉県富津市と鋸南町をまたぐ房総の名山「鋸山」。
この鋸山の歴史を紐解き、保存や活用について考える「金谷・石のまちシンポジウム」の第11回目が16日、富津市の金谷小学校で開催されます。
2009年に始まったこのシンポジウムはこれまで、かつて石材生産を行っていた鋸山の実態や東京湾岸の石材流通、消費の歴史などの解明に取り組み、全国の石材生産地との比較を進めてきました。
近年では、鋸山とその鋸南町側に位置する古刹「日本寺」がこの地域の歴史文化を象徴する遺産であるとの認識が深まり、「日本遺産」選定を目指す取り組みも動き始めています。
今回のプログラムでは、石の文化について共通し、日本遺産に認定された石川県小松市と香川県小豆島町の取り組みが発表される予定です。
台風、豪雨の度重なる被害を受け、鋸山の登山道は復旧の最中。シンポジウムという取り組みを通して多くの人の興味関心を惹き、文化、歴史的遺産として認識が深まることで、この地の復興が進むかもしれません。
17日には好評の「鋸山石文化見学ツアー」が行われます。実際の石切丁場を見学することで、鋸山の歴史に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
この鋸山の歴史を紐解き、保存や活用について考える「金谷・石のまちシンポジウム」の第11回目が16日、富津市の金谷小学校で開催されます。
2009年に始まったこのシンポジウムはこれまで、かつて石材生産を行っていた鋸山の実態や東京湾岸の石材流通、消費の歴史などの解明に取り組み、全国の石材生産地との比較を進めてきました。
近年では、鋸山とその鋸南町側に位置する古刹「日本寺」がこの地域の歴史文化を象徴する遺産であるとの認識が深まり、「日本遺産」選定を目指す取り組みも動き始めています。
今回のプログラムでは、石の文化について共通し、日本遺産に認定された石川県小松市と香川県小豆島町の取り組みが発表される予定です。
台風、豪雨の度重なる被害を受け、鋸山の登山道は復旧の最中。シンポジウムという取り組みを通して多くの人の興味関心を惹き、文化、歴史的遺産として認識が深まることで、この地の復興が進むかもしれません。
17日には好評の「鋸山石文化見学ツアー」が行われます。実際の石切丁場を見学することで、鋸山の歴史に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
2018年開催の「金谷・石のまちシンポジウム」の様子
日時 :11月16日 13:00~17:00
会場: 金谷小学校 体育館
参加方法 :参加無料(資料代別途)、事前申込不要
13:00 開会
開会挨拶 金谷•石のまちシンポジウム実行委員長 鈴木裕士
来賓挨拶 富津市長 高橋恭市氏
13:20~14:10
講演 日本遺産『珠玉と歩む物語』小松
~時の流れの中で磨き上げた石の文化~
石川県小松市埋蔵文化財センター所長 樫田 誠氏
14:20~15:10
講演 日本遺産『知つてる!?悠久の時が流れる石の島』
~海を越え、 日本の礎を築いた せとうち備讃諸島~
香川県小豆島町企画財政課長 川宿田光憲氏
15:15~15:30
「金谷石について調べてみたよ!」金谷小学校児童
「地域の宝・売津石」天神山小学校児童
15:40~16:50
シンポジウム「鋸山が大好き! 」
司会進行 金谷ストーンコミュ二ティー 宮里 学
鋸山石文化見学ツアー
日時 :11月17日 9:00~12:00
集合:JR金谷駅前
参加費:1500円(日本寺拝観料、保険料込み)
以上は 5 年前に書かれた内容です