お出かけしにくい社会情勢ですが…上総掘り、通常通り活動します! 袖ケ浦市
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2020/3/12 更新
以下は 4 年前に書かれた内容です
2006年、国の重要無形民俗文化財に指定された千葉県上総地域発祥の深井戸掘り工法「上総掘りの技術」。 その技術保持者である鶴岡正幸先生(三代目井戸掘り職人)のもと、技術保持団体に指定された「上総掘り技術伝承研究会」(事務局・袖ケ浦市郷土博物館)。重機も燃料も使わず少人数で効率よく掘れるシンプルでエコな技術は、今も世界各地で水を得るため活用されています。 その技術を守るため、ボランティアが昔ながらの掘削技術を学ぶ活動の様子をご紹介します☆彡
博物館は休館中ですが…現場は屋外なんで!
厳しい寒さもようやく和らぎ、上総掘りの掘削活動もドカジャンを着なくて済むほど春めいてきました。
しかし新型コロナウイルスの影響で、全国的に学校や公共施設がお休みになり、さまざまなイベントが中止や延期、縮小開催となっている中、上総掘り技術伝承研究会が事務局をおき、活動拠点としている袖ケ浦市郷土博物館も3月31日まで休館が延長されることになりました。
しかし新型コロナウイルスの影響で、全国的に学校や公共施設がお休みになり、さまざまなイベントが中止や延期、縮小開催となっている中、上総掘り技術伝承研究会が事務局をおき、活動拠点としている袖ケ浦市郷土博物館も3月31日まで休館が延長されることになりました。
当会も活動を行ってよいものか、みんなで検討を重ねた結果、上総掘りの活動は屋外の活動であること、メンバーの交通手段は自家用車が中心で、人混みを経由しないこと、掘削作業は基本的に長期間放置するべきではないことなどを考慮し、博物館スタッフの助言も得て通常通りに活動することになりました。
もちろん発熱や咳があるような体調不良の場合は、自主的に活動を休むことを徹底し、無理のない範囲での参加を条件に、いつも通りに現場に集まることにしました。
今週末は15日に掘削活動を行う予定です。
広々と緑豊かな水辺で、ほころび始めた花々を眺めながら、春風を感じつつ井戸を掘る。
そんな休日が、どうか再び当たり前にやってきますように。
技術の伝承と、学びへの情熱が何ものにも遮られず、好きなものに好きなだけ夢中になって取り組める状況が一日も早く訪れますように…。
広々と緑豊かな水辺で、ほころび始めた花々を眺めながら、春風を感じつつ井戸を掘る。
そんな休日が、どうか再び当たり前にやってきますように。
技術の伝承と、学びへの情熱が何ものにも遮られず、好きなものに好きなだけ夢中になって取り組める状況が一日も早く訪れますように…。
以上は 4 年前に書かれた内容です