船橋競馬開催中! 猫の顔の写真を撮る!
1976
2022/10/24
以下は 2 年前に書かれた内容です
船橋競馬場で厩務員をやっております。
津乗健太でございます。
私、船橋競馬場の厩舎地区で暮らす猫の写真を撮っているのですが、やはり父親が、そういうことをやっていると子供というもの真似をしたくなるみたいで、私の小学校1年生になる子供も、カメラを持たせていると猫を見つけるとパシャ!パシャ!と写真を撮っています。
馬の世話をしながら猫の写真を撮る人を、厩務員というのだと思っているみたいです。
しかし撮った写真を見ると、やたらとズームを乱用して寄せたり引いたり。アングルも構図も画角もしっくりこなくて、いい瞬間が撮れている訳でもなく、写真が面白くもなんともない。
ということで、私はついついあれやこれやと、こうやって撮ったほうがいいなどと教えてしまい。だんだんと子供が、つまらなそうな顔をしていることに気付きました。
津乗健太でございます。
私、船橋競馬場の厩舎地区で暮らす猫の写真を撮っているのですが、やはり父親が、そういうことをやっていると子供というもの真似をしたくなるみたいで、私の小学校1年生になる子供も、カメラを持たせていると猫を見つけるとパシャ!パシャ!と写真を撮っています。
馬の世話をしながら猫の写真を撮る人を、厩務員というのだと思っているみたいです。
しかし撮った写真を見ると、やたらとズームを乱用して寄せたり引いたり。アングルも構図も画角もしっくりこなくて、いい瞬間が撮れている訳でもなく、写真が面白くもなんともない。
ということで、私はついついあれやこれやと、こうやって撮ったほうがいいなどと教えてしまい。だんだんと子供が、つまらなそうな顔をしていることに気付きました。
最初に教えてもらったこと。最初に受けた教育。影響を受けてしまったもの。面白いと思ってしまったものって、なかなか抜け出せないもので、それが正しいとか間違いとかではなく、それが土台となって、そこから積み上げてしまうものだから、それが正解となり常識となり、それは洗脳されているという状況に似ているのかなと思ったり。写真に限らず何にでも言えることで、なかなか発想の転換というの難しいです。
せっかく子供が楽しそうに写真を撮っているのに、自分の面白いを子供に押し付けようとしたことが、ものすごく恥ずかしくて情けなくて。嫌な大人になってしまったものだと猛省してしまいました。
せっかく子供が楽しそうに写真を撮っているのに、自分の面白いを子供に押し付けようとしたことが、ものすごく恥ずかしくて情けなくて。嫌な大人になってしまったものだと猛省してしまいました。
私、特に写真というものに興味があったわけでもないのに何となく、写真の専門学校に行ってしまい、とりあえず言う事聞いてればいいや!というくらいのノリで、先生の言うことを聞いていました。「ズームレンズなんか使ってたら、いい写真撮れないぞ〜」と。言われるまでもなく単焦点の標準レンズしか持ってなかったのですけど、その後の写真人生ずっとアンチズームレンズで過ごしてしまい、ズームレンズを使っていても、ずっと同じ17と24の間で撮影していました。
この出来事がきっかけで、いやいやズームレンズも面白いかもしれないぞと考えれるようになり、猫になるべく近寄って、ズームで寄せて猫の顔で画面がいっぱいになるような写真を撮るようになりました。
日々のなんでもない日常のなかでブレずに、ひたすら同じことを続ける強さもカッコいいですけど、柔軟にフットワーク軽く、昨日までの常識をぶっ壊して正反対のことをやるのも面白いと思うのです。
猫の顔の写真を撮っただけで長い長い文章を書いてしまいました。というわけで10月24日、25日、26日、27日、28日と船橋競馬開催しておりますので、よろしくお願いいたします〜
津乗健太
津乗健太
以上は 2 年前に書かれた内容です
厩務員カメラマン津乗健太の競馬チャンネル
船橋競馬場で厩務員をやっております。趣味で撮っている写真で個展を開催したりしており、ワイズ出版より「人情船橋競馬場厩舎ネコ物語」という写真...
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