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宇徳トランスネット株式会社 取材記

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  2021/11/22
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2021ポートクイーン千葉の石井友美です。

 11月9日(火)に千葉港振興協会の機関誌「千葉みなと」の取材で宇徳トランスネット株式会社本社を訪問しました。

 同社は、千葉港を中心に港湾荷役、構内物流、出荷業務などを50年以上長きにわたって展開されている会社です。
 今般のコロナ禍の中、一般的には事務業務のテレワーク化が進んでいますが、物流の現場ではテレワークはできません。だからテレワークが可能な本社業務も「本社は現場があってこそ」という気持ちを持って、あえてテレワークは実施していないそうです。ですから、本社では新型コロナ対策として座席の配置を工夫してディスタンスをとり、アクリル板を設置するなどして、細心の注意を払いながら本社と現場が「物流を止めない」という志を一つにして仕事を進めているとおっしゃっておられました。
 私は今回自動車運搬船の港内荷役を中心にお話を聞いたのですが、市場に出まわる車種の需要と供給にあわせ、完成車両が千葉港から他港に運ばれ、あるいは他港から千葉港に持ち込まれるそうで、安全かつ確かな技術力で、無事故100万台を突破されたそうです。
 11月9日の本社での取材後、11月15日(火)に千葉中央ふ頭のF岸壁に出向き、実際に自動車専用船の荷役作業の様子を見学させていただきました。見学した船はバハマ諸島船籍の「GLOVIS CARAVEL」で、全長199.95m・全幅32.26m・純トン数19,972t完成自動車を最大6,694台積載できる船です。
 着岸していた船は自分の想像を遥かに上回る迫力で、見上げるほどの高さでした。縦に12階に仕切られている船の内部は、まるで立体駐車場をそのままはめ込んだよう。天井は、運び込む車種に合わせて高さを調整できるとのことです。船内はとても綺麗に清掃されており、「荷主の大切な荷物を預かる」という同社の高品質なサービスの提供の片鱗を垣間見ることができました。社内には通関士資格を持った社員が在籍しており、通関作業も荷役作業の一環として同社で担っています。
  今回の取材を通して、社員一人一人の高いプロ意識と、さまざまな分野で培われた技術の融合によって宇徳トランスネット株式会社の業務は成り立っており、港湾荷役という私達が普段は決して立ち入ることができない現場作業によって、港湾運送、港湾物流ひいては私達の生活そのものが支えられているということを強く実感しました。

※詳しくは令和4年2月発行の機関誌「千葉みなとNo.189」に掲載予定です。
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