
アルツハイマー病、一滴の血液からリスク検査 ビジネスプランが千葉日報賞に 【CHIBAビジコン2024】
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2025/2/19
認知症の一種である「アルツハイマー病」のリスクを一滴の血液から検査するという、株式会社SEGNOS(千葉市中央区、大西徳幸社長)の提案したビジネスプランが、千葉県発の起業を応援する「ちば起業家ビジネスプラン・コンペティション2024」(CHIBAビジコン、県主催)で「千葉日報賞」を受賞しました。
65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症になる時代。少しずつ認知力が低下していくアルツハイマー病は運動や食事で予防可能であり、早期に気づくことが大切となります。
ビジネスプランでは、独自の技術を使用することで分析の感度を高め、わずか一滴の血液からアルツハイマー病のリスクを調べます。同社は、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターと共同研究を実施。科学的根拠を確実にするため、臨床検体を用いた研究もしています。同社では検査の受託サービスのほか、検査キットの販売も行う方針です。
課題解決に取り組むプランをたたえる「千葉日報賞」の受賞について、大西社長は「受賞を多くの方に知ってもらう契機となり、うれしい。これを機に、事業をさらに発展させていきたい」と意気込んでいます。
CHIBAビジコンは2015年、千葉県発の起業促進プロジェクトとして始まりました。県内活性化や課題解決につながるビジネスプランを募集し、表彰・支援を通じて起業家の育成・支援を目指しています。最優秀賞「ちば起業家大賞(県知事賞)」には今年、学び方を学んでもらうコーチング型家庭教師事業のプランを発表した「株式会社まなびーいんぐ」(千葉市中央区)の中山諒一郎さんが選ばれました。
写真:ビジネスプランについて語る大西社長
ビジネスプランでは、独自の技術を使用することで分析の感度を高め、わずか一滴の血液からアルツハイマー病のリスクを調べます。同社は、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターと共同研究を実施。科学的根拠を確実にするため、臨床検体を用いた研究もしています。同社では検査の受託サービスのほか、検査キットの販売も行う方針です。
課題解決に取り組むプランをたたえる「千葉日報賞」の受賞について、大西社長は「受賞を多くの方に知ってもらう契機となり、うれしい。これを機に、事業をさらに発展させていきたい」と意気込んでいます。
CHIBAビジコンは2015年、千葉県発の起業促進プロジェクトとして始まりました。県内活性化や課題解決につながるビジネスプランを募集し、表彰・支援を通じて起業家の育成・支援を目指しています。最優秀賞「ちば起業家大賞(県知事賞)」には今年、学び方を学んでもらうコーチング型家庭教師事業のプランを発表した「株式会社まなびーいんぐ」(千葉市中央区)の中山諒一郎さんが選ばれました。
写真:ビジネスプランについて語る大西社長