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水先人(パイロット)の活動取材記

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  2020/2/14 更新
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以下は 4 年前に書かれた内容です

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【ポートクイーン千葉コラム】

2019ポートクイーン千葉の梶原榮麗です。

 「船長」なら聞き覚えのある職業ですが、「水先人」となると初耳の方も多いでしょう。「水先人」とは、ひとことでいうと「船のパイロット」のこと。船長のアドバイザーとして船を安全に港の中や外へ案内していく重要な役割を担っています。船の大きさによっては、水先人なしでは港を出入りしてはいけない決まりがあるほどです。
先日はその水先人と船長を取材しました。
 水先人の方は、この道12年目だという大ベテラン。元々は船長を務めていたというので、いかに水先人が船長にとって重要なのかが分かっているのだと思います。
 「水先人になったのは船長を安心させたいから。私も昔は船長だったから、水先人が船に乗り込んだ時の安心感が分かる。今度は自分が船長に安心を届ける番」と目をキラキラさせながら話してくれました。
 船長の方はフィリピン人のため、取材は全て英語。いつか英語で取材することが私の夢だったのでそれが実現できてとてもうれしいです。長期間の船内上生活をどのように過ごすのか、いかに家族との時間を大切にしているのかを話していただきました。
対面するやいなや、フィリピン人の船長とベテランの水先人が意気投合。あぁ、昔から一緒に働いていたのかなと思うと、なんと初対面だそう。あまりにも打ち解けていたので信じがたいものがありました。
 「水先人と船長の関係性は力強いんですよ」と笑いながら話す水先人。たしかにその通りなのかもしれません。水先人と船長は、初対面で巨大な船を一緒に動かすので信頼関係がなければ成り立たないのでしょう。高度なコミュニケーション能力と信頼関係が各々に備わっているからこそ、昔からの友人のようにすぐに打ち解けられたのだと納得しました。
 今回はポートクイーン として半年ぶりの取材と執筆でした(機関誌『千葉みなと』に掲載予定)。ライターとして、ポートクイーン として、再度このようなお仕事をいただけましたことを嬉しく思います。
関係者の皆さま、ありがとうございました。
以上は 4 年前に書かれた内容です
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