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【動画あり】ボルシチだけじゃない! 伝統料理からビーガン対応料理まで味わえる 中央区登戸にあるロシア料理店「マトリョーシカ」

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  2023/8/1
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ちばとぴ!グルメ部です。

モノレール「市役所前駅」から徒歩約4分、小さなビルの2階にある隠れ家的なお店「マトリョーシカ」はロシア料理店。

ロシア料理といえば「ボルシチ」と「ピロシキ」しかイメージできないようではグルメ部員の名を語れない! とばかりにお店に突撃しました。

店内に入ると、なんともかわいいマトリョーシカ(ロシア民芸品の人形)と日本語が上手な美しいオーナー母娘が出迎えてくれたので、取材をお願いしたら快く応えてくれました。

曾祖母の秘伝レシピで作る「ボルシチ」

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こじんまりとした店内は山小屋風でかわいい
ビルの2階、こじんまりとした店内は女性オーナーの店らしく、かわいい雰囲気満載です。サイズ違いの同じ顔が何体も重なっているロシア伝統民芸品の人形「マトリョーシカ」が飾られ、テーブルクロスも色鮮やかで、「映え」な店内です。
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ロシアの民芸人形のマトリョーシカ
対応してくれたダイアナさん(娘)によると、「料理はロシアの伝統料理だけではなく、グルテンフリーなどが選べるオリジナル料理もあります」とのこと。
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「ボルシチ」(1300円)は、ボリュームもあるので2~3人で取り分けるのがおすすめ
まずは王道の「ボルシチ」を紹介してくれました。
ボルシチは世界三大スープのひとつであり、ロシア家庭料理の代表ともいえます。

トマトベースに、野菜がたっぷり入ったスープですが、日本のみそ汁のように家庭や店によって素材や味付けはさまざま。
同店のボルシチは、曽祖母から引き継いだ味だそうです。

「奇跡の野菜」「食べる輸血」と呼ばれ栄養価が高く健康に良い野菜としてロシアで親しまれてきたビーツをはじめ、ジャガイモ、キャベツ、タマネギなど野菜のうま味と、豚の骨と肉でだしを取っているのでコクがあります。

牛肉を使う店もありますが、同店では豚肉を使用。じっくり煮込んだ豚肉は、やわらかくボリュームもあるので、スープとパンだけでもお腹がいっぱいになりそうなほど存在感のある一品です。

ニンニクとサワークリームはトッピングとしてついてきます。以前他の店でいただいたボルシチには、すでにサワークリームが入っていましたが、こちらは自分の好みに調整できるのがうれしい。

最初はさっぱりと酸味を味わい、サワークリームを加えて濃厚な味を楽しみ、ニンニクで元気を注入できるという風味豊かなスープです。

ケーキのような見た目が華やかな「ヴィネグレット」

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ビーガンにも対応の「ヴィネグレット」(1050円)
次に提供されたのが「ヴィネグレット」というロシア料理では定番のサラダ。
ビーツ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ピクルスをサイコロ状にカットして、色鮮やかな具材をケーキのように仕上げ見た目も華やか。

粒状になった野菜は、シャキシャキとした食感で食べやすく、ほんのり甘いビーツとグリーンピースがアクセント。
オリーブオイルと塩コショウで味わう暑い夏におすすめのサラダです。

夏野菜の煮込み「ラタトゥユ」

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野菜の旨味を堪能できる「ラタトゥユ」(1350円)
「ロシア料理ではないですが・・・」と遠慮がちに紹介してくれたのが、ズッキーニやタマネギ、トマトなどの野菜をオリーブオイルで炒めた後に香草とともに煮込む「ラタトゥユ」。

野菜がしんなりとやわらかく、砂糖を少し加えているので甘味があり、野菜が苦手という人も食べやすく、野菜のうま味がぎゅっと詰まっています。

「ロシア料理にこだわらず、オリジナル料理やビーガンの人にも気軽に味わえる料理を提供したい」というダイアナさん自慢の一皿です。

手作りラズベリージャム&紅茶と味わうヘルシーデザート

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意外にヘルシーでいてスイーツ好きも満足させる「バナナスピリット」(650円)
ダイアナさんのお母さん・アナスタシアさんは、ロシアでパティシエとしても働いていたこともあるので、デザートも得意!

「バナナスピリット」は、食後に人気のデザート。
イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、グラノーラをふんだんにバナナにトッピング。
低脂肪のホイップクリームやチョコレートソースをかけて味わいます。

甘いデザートのようで実は低カロリーなので、濃厚なロシア料理をいただいた後のデザートとして、カロリーを気にせず食べられるのが何よりです。

ベリーの酸っぱさと、バナナやチョコ、クリームの甘さのハーモニーが絶妙!
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食後にぜひ味わいたいアールグレイとラズベリージャム
「紅茶と合いますよ」と提供してくれたのが、ラズベリージャムを加えて味わうアールグレイ。

ラズベリージャムは、曽祖母のレシピで作られたオリジナル。
風邪をひいたときに、紅茶に入れて飲むと体が温まるのでおすすめだとか。
ビタミンCやポリフェノールが含まれているので、美肌効果もあるそうです。確かにロシア人女性のお肌は白くてきれいだよな~。
ぜひあやかりたい!

お客さまから好評なので、オリジナルのラズベリージャムをビンに詰めて販売を開始するそうです。

ロシア料理にこだわらず誰でも楽しめるレストランに!

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アナスタシアさん(左)とダイアナさん
2018年にオープンし今年で5年目。ロシア極東ハバロフスク出身のステッツク・アナスタシアさんと、娘のダイアナさんの母娘で店を切り盛りしています。

アナスタシアさんのお父さんはウクライナ人で、同国には親戚や友人らもいることから、ウクライナの避難民の支援にも力を入れています。

娘のダイアナさんは16歳のときから料理を勉強し、今ではお母さんの右腕に。最近では、グルテンフリーやビーガン、オーガニックの料理教室に通い、伝統的なロシア料理だけではなく、健康的なオリジナル料理も開発。

「小麦粉アレルギーの人がグルテンフリーの料理をメニューから選べるように、ビーガン、国籍、宗教なども気にせず、みんなが楽しく好きなものを食べられるお店にしたい」と話すダイアナさん。
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ロシアでは、レストランのシェフ、パティシエとして働いていたアナスタシアさん
平日限定のランチセットは、チキンストロガノフ&ライス(1350円)、パスマティライス・ピラフ(1050円)、自家製ソーセージ&マッシュポテト(1150円)の3種が選べます。いずれのセットにも、サラダ、チキンスープ、オリジナル日替わりデザートがついてくるので、お昼から満腹度は高~い。

千葉駅から少し離れていますが、素敵な母娘が迎えてくれる隠れ家的なお店なので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

小さなお店なので、事前に電話をしてから行くのがおすすめです。
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店内の小物も乙女心をくすぐります
MATRESHKA/マトリョーシカ
電話:043-307-8486
住所:千葉市中央区登戸 1-22-1千葉ビル2階
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00
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