我孫子市制施行後 初、市内農家が栽培「米と粟」新嘗祭へ献上
2023/12/7
皇室の祭儀「新嘗祭」に、我孫子市の農業者が米と粟を献上しました。
市内産の穀物が献上されるのは、1970年の市制施行後、初めてです。
市内産の穀物が献上されるのは、1970年の市制施行後、初めてです。
農業者が、献上を証明する「伝達書」を携え我孫子市長を訪問
左から:大炊さん、星野市長、鈴木さん
献上されたのは、鈴木哲夫さんのコシヒカリ1升と、大炊三枝子さんの粟5合。どちらも、一粒ずつ手作業で選別したものです。
2人は、皇室に献上したことを証明する「伝達書」を携え、星野我孫子市長を訪問。献上したものと同じ米粟を使ったおむすびも持参し、市長にふるまいました。
2人は、皇室に献上したことを証明する「伝達書」を携え、星野我孫子市長を訪問。献上したものと同じ米粟を使ったおむすびも持参し、市長にふるまいました。
献上を機に、我孫子の農業の更なる活性化につなげたい
お米と、米・粟を使用したおにぎりを市長に手渡しました
鈴木さんは、「今年は酷暑だったため、作物の様子に細心の注意を払って栽培しました」。大炊さんは「粟の栽培は初めてだったので、周りの人たちのサポートを受けながら、無事献上することができました」。
今回の名誉な出来事が我孫子の農業の更なる活性化に繋がることを期待していると、二人が伝えたのに対して、星野市長は「お二人の頑張りを受け、我孫子の穀物のおいしさを市内外問わずPRしていきたい」と伝えました。
今回の名誉な出来事が我孫子の農業の更なる活性化に繋がることを期待していると、二人が伝えたのに対して、星野市長は「お二人の頑張りを受け、我孫子の穀物のおいしさを市内外問わずPRしていきたい」と伝えました。
同じお米や、粟を使ったおにぎりなどを販売予定
献上米とともに栽培された米は、農産物直売所あびこんで販売しています。
また、粟を使用したメニューを、あびこんの総菜コーナーやレストラン米舞亭で期間・数量限定のおにぎり等に使い販売予定です。
また、粟を使用したメニューを、あびこんの総菜コーナーやレストラン米舞亭で期間・数量限定のおにぎり等に使い販売予定です。
新嘗祭とは
毎年11月23日にその年の新穀を神々に供え、五穀豊穣を感謝する皇室の祭儀。毎年、千葉県からは米と粟を献上。