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外房地域の中小企業を応援する通販サイト「わかしおマルシェ!」地元学生ら立ち上げ。

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  2020/4/30
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以下は 4 年前に書かれた内容です

5月6日までの期間を1カ月前後延ばす見通しとされている緊急事態宣言。外房地域を縦断するオンラインモールで地域の活性化を。地域の学生と事業者が試行錯誤。
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出店している生産者(農業生産法人スズヤス)
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている外房地域の飲食店やホテル・旅館、第一次産業等を応援する企画「わかしおマルシェ!」が4月30日に始まった。

 外房地域は都会のオアシスとして観光地として栄え、地域にとって観光業は大きな影響をもつ。昨年の相次いだ台風とそれによる被害から、多くの事業者が再興を目指していたところに新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、各事業者で売上が減少している。

 「わかしおマルシェ!」は、「外房地域を支えたい、いまこそ外房地域と都市部のひとを繋げたい」という気持ちから、千葉工業大学の学生や慶應義塾大学の学生が企画。企画者のひとり富樫さんは「外出自粛の中で、各事業者に『都心部から行くことはできないが応援したい』という話しがきているが、それを受けることができるプラットフォームがなかった。通販プラットフォームをつくり、行きつけの味をお家で楽しんでいただいたり、先行販売チケットで、外房にまた来ていただける日を楽しみにしていただければ」と話す。

 3月初旬頃から通販サイトの企画はあったが、コストがかかってしまうことから断念していた。4月に入り緊急事態宣言が出された状況の中で、地域に貢献することに意味があると思い、春の大型連休に間に合わせてチームを立ち上げた。地域がひとつになる形で打ち出せば、外房地域もPRできると考えた。

 「仲間たちと、お客さまと今こそ繋がりたい。今日のきっかけが未来を変えると信じて。」がコンセプト。旅館や飲食店で普段提供している食事や、農産物など、参加店が創意工夫しながら配達体制を整えている。「わかしおマルシェ!」に多くの店舗が集まることで全体の集客力が高まること、地域のブランド力が高まることも狙いのひとつ。同チームの呼び掛けに「大野荘」(御宿町新町)「みおや」(勝浦市部原)「道の港まるたけ」(鴨川市浜荻)をはじめ多くの専門店が参加し、スタートすることになった。

 富樫さんは「厳しい状況だからこそ、新たなことに挑戦できる。地域の皆様に支えていただき、リリースすることができた。少しずつ改善しながら運営をできれば」と話す。

 運営は一般社団法人オール・ニッポン・レノベーション(御宿町浜)、サイトURLは(https://www.wakashio-marche.shop/)4月30日にプレオープン。加盟店や商品、各事業者のストーリーを改善しながら5月初旬の本オープンを目指す。
以上は 4 年前に書かれた内容です
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