E131系、潮来で展示会
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2021/3/7
以下は 3 年前に書かれた内容です
3月13日のダイヤ改正からJR東日本外房線や内房線の一部区間、鹿島線に導入される新型車両E131系。車掌が乗務しないワンマン運転も始まります。6日、JR鹿島線の潮来駅で展示会が開かれました。他の導入線区では外房線の勝浦駅で3月2日、内房線の館山駅で3月3日に開かれています。
潮来駅では土曜日ということもあって新型のE131系を見ようと多くの人が訪れていました。新型コロナウイルス感染拡大防止のための人数制限もあって、展示会場のホームに入場するまで40分ほどかかりました。
E131系は潮来駅の2番線に展示。クモハE131-7とクハE130―7の2両編成です。多くの人がボードを前に記念撮影をしていました。
車内は運転席よりのドア間2区画がロングシート、後ろの1区画はセミクロスシートです。クモハE131の車端部には優先席、クハE130には車いす対応の大型のトイレが設けられています。
車内のドア上案内は大型のLCDディスプレーが1基。停車駅の案内などが表示されます。E235、E233系のような広告用のディスプレーはありません。ドアは、駅に到着しても自動で開かず、横のボタンを押して開ける方式に変わります。
ワンマン運転が開始されますが、整理券の発行はなく、運転台横の運賃箱や運賃表のディスプレーはないので、運転台の後ろはスッキリしています。車外には乗降を確認するためのカメラが設置されています。
車体は総合車両製作所のsustina。新潟地区を走るE129系やしなの鉄道SR1系と似た構造になっています。ただE131系は4ドアです。
E131系が導入されるのは鹿島線(一部の成田直通列車含む)、内房線の木更津―安房鴨川間、外房線の上総一ノ宮―安房鴨川間です。木更津―上総一ノ宮間の内房、外房線をまたいだ直通運転も始まります。内房線・浜金谷で鋸山やザ・フィッシュを楽しんだ後、そのまま列車に乗って外房線・勝浦で降りて勝浦タンタンメンを味わうこともできます。運行開始が楽しみですね。
以上は 3 年前に書かれた内容です