懐かしの久留里線、木原線を模型で再現
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2023/2/28
以下は 1 年前に書かれた内容です
かつて久留里線や木原線(現いすみ鉄道)をはじめ、房総の非電化路線で活躍していたキハ30形。このほどキハ30形首都圏色がTOMIXのNゲージで発売されました。さっそく取り寄せてみました。
TOMIXのキハ30-0首都圏色
外吊りドアが特徴的なキハ30形の朱色一色の首都圏色です。ヘッドライトは内側が銀色のシールドビーム2灯となっています。付属の行き先表示のパーツには「木更津ー上総亀山」が用意されていて、1980年代の久留里線が再現可能です。前面補強板は別パーツとなっていて、両面テープなどで好みで取り付けられるようになっています。
前面補強板のパーツ
TOMIXのキハ30-0首都圏色
ベンチレーターはグローブ型で0番台ということがわかります。ジャンパホースは前面の下から差し込むことによって取り付けできます。
TOMIXのキハ30-0首都圏色(左)とTOMIXのキハ30-0国鉄一般色
朱色とクリーム色の国鉄一般色のキハ30形は、おととし発売されたものです。ヘッドライトは原型の大型一灯式となっています。こちらには「大原ー上総中野」が付属しています。パーツは同じ大きさなので、こちらを使えば、いすみ鉄道転換前の国鉄木原線の姿を再現できます。なお実車はいすみ鉄道国吉駅に保存されているほか、岡山の水島臨海鉄道で現役で運行されています。
キハ30-0形国鉄一般色に付属の行き先表示パーツと(左)とキハ30-0形首都圏色に付属の行き先表示パーツ
いすみ鉄道国吉駅に保存されているキハ30 62
(左から)TOMIXのキハ30-0国鉄一般色、TOMIXのキハ30-0首都圏色、鉄道コレクションの関東鉄道キハ310形
茨城を走る関東鉄道のキハ310形の鉄道コレクションと並べてみました。関東鉄道には国鉄清算事業団やJR九州、JR東日本などからキハ30系が譲渡されて活躍していました。並べると昔の常総線の雰囲気ですね。ちなみに関東鉄道は、県民の重要な足である京成電鉄のグループ会社です。
国鉄時代のローカル線の再現に欠かせないキハ30形。カラーバリエーションも豊富になり、キハ30系同士の連結はもちろん、他形式との連結なども楽しみたいですね。
以上は 1 年前に書かれた内容です