一年越しの夢花開く!芝山仁王尊の音楽フェス開催!
2019/8/8
以下は 5 年前に書かれた内容です
【イダセイコチャンネルとは?】
千葉県は白子町出身のシンガーソングライター“イダセイコ”が、
なんとも主観的に?ほのぼの音楽との日々を綴ります。
千葉県は白子町出身のシンガーソングライター“イダセイコ”が、
なんとも主観的に?ほのぼの音楽との日々を綴ります。
暑い日が続きますね。
梅雨明けって、すごい威力です。殺人的な暑さ。
でも、緑の稲穂は触りたくなるくらいふさふさ実って来ています。
夏休み、楽しんでいますか?
今日は先日7月27日。
梅雨明けを連れてきた台風上陸の真っ只中で行われた、
地元のみなさんの諦めないキモチが叶えた音楽フェス“桜フェス”について書こうと思います。
梅雨明けって、すごい威力です。殺人的な暑さ。
でも、緑の稲穂は触りたくなるくらいふさふさ実って来ています。
夏休み、楽しんでいますか?
今日は先日7月27日。
梅雨明けを連れてきた台風上陸の真っ只中で行われた、
地元のみなさんの諦めないキモチが叶えた音楽フェス“桜フェス”について書こうと思います。
芝山へようこそ
芝山町、どこでしょう?
芝山町は千葉県北東部に位置し、千葉市から約30キロ。
成田市に隣接し、成田空港に接し、一部空港用地を含んでいます。
空港の離着陸の航路の真下で、空を見上げなくとも何機も何機も、
大きな飛行機が空を横切っていきます。
そんな芝山町のゆるキャラ“しばっこくん”は飛行機の羽を背負っています。
芝山町の「幻の古墳」から極秘に出土したらしく、復元後、「芝山はにわ祭」のにぎわいで目覚め、芝山町の空を飛び交う世界中の飛行機を見て「自由に空を飛ぶ」ため芝山町を飛び回っているんだそう。
成田空港の歴史とともに生きてきた町で、その明暗の中で、
古墳や埴輪などの古きものと新しい未来をえがく、とてものどかな町です。
私はこのイベントに係るにあたって、地元のみなさんに芝山の色んな所に連れて行ってもらいました。
イメージとして強く残っているのは“風”で、とても清い風が吹き抜けていくのに感動したあの時を、
今も鮮明に覚えています。
お出かけの際には是非寄ってもらいたいおすすめスポットは、芝山の道の駅と空の駅。
是非、こちらもお見逃しなく。
芝山町は千葉県北東部に位置し、千葉市から約30キロ。
成田市に隣接し、成田空港に接し、一部空港用地を含んでいます。
空港の離着陸の航路の真下で、空を見上げなくとも何機も何機も、
大きな飛行機が空を横切っていきます。
そんな芝山町のゆるキャラ“しばっこくん”は飛行機の羽を背負っています。
芝山町の「幻の古墳」から極秘に出土したらしく、復元後、「芝山はにわ祭」のにぎわいで目覚め、芝山町の空を飛び交う世界中の飛行機を見て「自由に空を飛ぶ」ため芝山町を飛び回っているんだそう。
成田空港の歴史とともに生きてきた町で、その明暗の中で、
古墳や埴輪などの古きものと新しい未来をえがく、とてものどかな町です。
私はこのイベントに係るにあたって、地元のみなさんに芝山の色んな所に連れて行ってもらいました。
イメージとして強く残っているのは“風”で、とても清い風が吹き抜けていくのに感動したあの時を、
今も鮮明に覚えています。
お出かけの際には是非寄ってもらいたいおすすめスポットは、芝山の道の駅と空の駅。
是非、こちらもお見逃しなく。
道の駅 風和里しばやま https://www.fuwarishibayama.com
空の駅 風和里しばやま http://sorafuwa.com/news/35/
はじまりと挫折
忘れられないあの日がある。
地元の住民の夢、
「芝山仁王尊で音楽フェスをやりたい」
大工さんや寿司屋さん、お店屋さんや役場の人、
どの人も音楽にまつわる知識を持った人はいない、
ましてや、音響やステージのことを知っている人など一人もいない。
でも、そこにいるみんなの脳裏には同じ音楽フェスが浮かんでいたようで。
その夢はどんどん、現実へと形を変えていきました。
そして、第1回は2018年の夏。
その夏、最大級で前代未聞の台風直撃で中止になった。
地元の住民の夢、
「芝山仁王尊で音楽フェスをやりたい」
大工さんや寿司屋さん、お店屋さんや役場の人、
どの人も音楽にまつわる知識を持った人はいない、
ましてや、音響やステージのことを知っている人など一人もいない。
でも、そこにいるみんなの脳裏には同じ音楽フェスが浮かんでいたようで。
その夢はどんどん、現実へと形を変えていきました。
そして、第1回は2018年の夏。
その夏、最大級で前代未聞の台風直撃で中止になった。
そもそも、この暑い夏に“桜フェス”?とよく聞かれます。笑
“桜フェス”はお隣の成田山新勝寺と同じくらい栄えていた芝山仁王尊の千本桜を復活させるためのチャリティライブなのです。なので、夏休みに開催されます。
少し静かになった芝山仁王尊の桜を復活させて、小さな子供からパパママ、おじいちゃんやおばあちゃんまでみんなでお花見をしたいというところから始まったそう。
木の病気だったり、寿命だったりで桜が少なくなってしまって、ここ何年も桜まつりが行われていないそう。
みんなが楽しみにしていたイベントがひとつ、消えてしまった。
そんなことから。音楽フェスをして盛り上げ、それと同時に
桜募金をして、一石二鳥で町の皆さんに楽しんでもらおうというイベントなのです。
“桜フェス”はお隣の成田山新勝寺と同じくらい栄えていた芝山仁王尊の千本桜を復活させるためのチャリティライブなのです。なので、夏休みに開催されます。
少し静かになった芝山仁王尊の桜を復活させて、小さな子供からパパママ、おじいちゃんやおばあちゃんまでみんなでお花見をしたいというところから始まったそう。
木の病気だったり、寿命だったりで桜が少なくなってしまって、ここ何年も桜まつりが行われていないそう。
みんなが楽しみにしていたイベントがひとつ、消えてしまった。
そんなことから。音楽フェスをして盛り上げ、それと同時に
桜募金をして、一石二鳥で町の皆さんに楽しんでもらおうというイベントなのです。
(昨年書いた芝山の記事 http://chibatopi.jp/Ia2a30ae
こちらには更に詳しく、開催までの流れや昨年の様子が書かれています。)
こちらには更に詳しく、開催までの流れや昨年の様子が書かれています。)
また〜〜涙の台風予報!
そして、今年7月27日。
一週間前の予報とは打って変わって、なんとまた台風直撃の予報。
今までにないくらい強いっていうのも昨年同様。
誰もがこの現実に、ただただ呆然と立ち尽くしただろう。
当日、朝も土砂降りだった。
芝山へ向かう道すがらの東金・八街あたりは川が溢れんばかりなのに、
まだまだ雨が振り続いていた。
「できないかもな・・中止かな」
半ば諦めつつも向かっている感じだった。
一週間前の予報とは打って変わって、なんとまた台風直撃の予報。
今までにないくらい強いっていうのも昨年同様。
誰もがこの現実に、ただただ呆然と立ち尽くしただろう。
当日、朝も土砂降りだった。
芝山へ向かう道すがらの東金・八街あたりは川が溢れんばかりなのに、
まだまだ雨が振り続いていた。
「できないかもな・・中止かな」
半ば諦めつつも向かっている感じだった。
諦めないキモチ
会場についた時、まだ雨が降っていた。
音響チームのみなさんも雨宿り中。
でも実行委員みなさんは揃いのピンクのTシャツをビショビショに濡らして、
雨の中、駆け回っていた。それぞれの役割に。
地面は泥だらけ、ぐしょぐしょ。
座れるところもびしょぬれ。
雨宿りできるところもない。
みんなあきらめかけていたと思う。
でも、2時間開始を遅らせて決行する判断がでた。
このときもみんなまだあきらめ半分だったと思う。
むしろ、この状況でやるのか?と。
音響チームのみなさんも雨宿り中。
でも実行委員みなさんは揃いのピンクのTシャツをビショビショに濡らして、
雨の中、駆け回っていた。それぞれの役割に。
地面は泥だらけ、ぐしょぐしょ。
座れるところもびしょぬれ。
雨宿りできるところもない。
みんなあきらめかけていたと思う。
でも、2時間開始を遅らせて決行する判断がでた。
このときもみんなまだあきらめ半分だったと思う。
むしろ、この状況でやるのか?と。
あらみたことか?
気がついたら日が出て、夏みたいな空が流れてきた。
ミーンミーン、セミも大合唱し始めたじゃないですか?
様子を見に行ったら、横芝のスーパーでいつも応援してくれている方たちが
ライブを見に来てくれていた。
待ってくれている人がいた。
本当にありがたかった。救われる思いだった。
気がついたら日が出て、夏みたいな空が流れてきた。
ミーンミーン、セミも大合唱し始めたじゃないですか?
様子を見に行ったら、横芝のスーパーでいつも応援してくれている方たちが
ライブを見に来てくれていた。
待ってくれている人がいた。
本当にありがたかった。救われる思いだった。
ライブは2時間遅れで開始。
音響さんたちは反動の暑さの中、一生懸命サポートしてくれて、
タイムスケジュールをどんどん実現させてくれていた。
演者の一人ひとりが、会場に足を運んでくれた人、ひとりひとりのために歌った。
フラダンスやよさこい、キッズダンスはステージに彩りを与えてくれた。
朝の雨の中、開催することを決めた実行委員の方たちが諦めないキモチを持っていなかったら、
中止になっていて、今、ここにいる人達と時間をともにすることも出来なかったのかもしれない。
その諦めないキモチに、ひどく心をうたれた。
みんなの願いが、晴天を連れてきたという奇跡。
ここにいた人たちだけが共有した思いなんだと思う。
大変なことや困難な状況をみんなで乗り越えたからこそ、その感動も何倍にもなる。
その力に私は包まれて、フィナーレで歌った。
音響さんたちは反動の暑さの中、一生懸命サポートしてくれて、
タイムスケジュールをどんどん実現させてくれていた。
演者の一人ひとりが、会場に足を運んでくれた人、ひとりひとりのために歌った。
フラダンスやよさこい、キッズダンスはステージに彩りを与えてくれた。
朝の雨の中、開催することを決めた実行委員の方たちが諦めないキモチを持っていなかったら、
中止になっていて、今、ここにいる人達と時間をともにすることも出来なかったのかもしれない。
その諦めないキモチに、ひどく心をうたれた。
みんなの願いが、晴天を連れてきたという奇跡。
ここにいた人たちだけが共有した思いなんだと思う。
大変なことや困難な状況をみんなで乗り越えたからこそ、その感動も何倍にもなる。
その力に私は包まれて、フィナーレで歌った。
さくら
(桜フェスに合わせて、芝山へ思いを馳せて書いた曲です。)
見上げれば 青い空を白い翼をひろげて
海を越えて 夢をのせて はるか旅立つ
空の通い路
故きを温ねては 古の土香る 風の丘に
いつか咲き誇る 千本桜
ひらりひとひら 青に閃く
懐かしく胸をよぎるのは幼いころの面影
その手を引かれ 幾度くぐった
おおきなお堂 冬の花火
故きを温ねては 古の土香る 風の丘に
今 夢をみさせて 山桜
祈る夜空に 灯す蛍灯
星となり
なお、またたいた
結びの縁(いと)を繋いで
いつか咲き誇れ 千本桜
続く轍は 未来(あす)の約束
見上げれば 青い空を白い翼をひろげて
海を越えて 夢をのせて はるか旅立つ
空の通い路
故きを温ねては 古の土香る 風の丘に
いつか咲き誇る 千本桜
ひらりひとひら 青に閃く
懐かしく胸をよぎるのは幼いころの面影
その手を引かれ 幾度くぐった
おおきなお堂 冬の花火
故きを温ねては 古の土香る 風の丘に
今 夢をみさせて 山桜
祈る夜空に 灯す蛍灯
星となり
なお、またたいた
結びの縁(いと)を繋いで
いつか咲き誇れ 千本桜
続く轍は 未来(あす)の約束
“桜フェス”は今始まったばかり。
芝山の千本桜が復活するまで、みんなの桜まつりと花見が戻ってくるまで、
続いていくと思う。
来年も楽しみだな・・・と期待してくれる人がいたら嬉しく思う。
来年入ってみようかな?なんて思ってくれる方がいたら、またまた嬉しい。
芝山の千本桜が復活するまで、みんなの桜まつりと花見が戻ってくるまで、
続いていくと思う。
来年も楽しみだな・・・と期待してくれる人がいたら嬉しく思う。
来年入ってみようかな?なんて思ってくれる方がいたら、またまた嬉しい。
以上は 5 年前に書かれた内容です