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「児童虐待を受けた子どもたちに音楽で力になりたい」千葉のご当地ゆるアニメ「超普通県チバ伝説」主題歌歌手を担当する金坂美幸 インタビュー

  2021/10/19 更新
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柏の地域活性化を目的に2015年に活動を開始し、2020年に地上波テレビ放送を果たした柏のご当地ゆるアニメ「超普通都市カシワ伝説」。その次期シリーズの制作が発表された。

新作は、柏を越え、千葉のご当地ゆるアニメ「超普通県チバ伝説」となり、千葉県全土を舞台にしたストーリーとなる予定だ。

今回、超普通県チバ伝説の主題歌歌手を担当することが決まった金坂さんに自立援助ホームで働きながら、歌手として活動するエピソードや夢について伺った。
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—現在、自立援助ホームでお仕事をされながら音楽活動をされているという事ですが、音楽を始めたきっかけを教えてください。
金坂美幸さん(以下、金坂):はい。幼少期から歌うことが好きで、とても辛いことがあったときにアニメソングを聞いて元気をもらったというのがきっかけです。アニメソングは、「悪と戦う」とか「熱い想い」とか「打ち勝つ」とか「壮大な曲」が多くて、当時の私の悲しみに対して寄り添ってくれているような気がしました。

—アニメソングが金坂さんの力になったのですね。ありがとうございます。そんな金坂さんは、現在自立援助ホームでお仕事をされているという事ですが、自立援助ホームについて、そして、自立援助ホームで働くようになったきっかけを教えてください。
金坂:自立援助ホームは、義務教育終了後15歳から20歳までの家庭に頼ることができない児童が入居して、働きながら自立を目指していく施設のことです。よく言われる児童養護施設といった児童福祉施設との大きな違いは、自立援助ホームでは、基本的には生活費を自分で稼ぐことが必要で、社会に出る一歩前を担う施設である部分や、子どもに責任が委ねられている比率が比較的高い部分です。また、児童福祉施設は、児童相談所の判断で入所が決まるのに対し、自立援助ホームは、子どもたち自身が希望することで、入居できるという仕組みです。私は児童虐待を受けた子どもたちの力になりたいと思って、この道に進みました。
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—自立援助ホームの子どもたちのどんな力になりたいのかそのイメージはありますか。
金坂;はい。私が働いている自立援助ホームでは、女の子だけが入所しています。自立援助ホームに入居する子どもの入所理由は、児童虐待が多いです。児童虐待を受けた子どもたち、特に女の子は、就職が難しかったり、悪い人に騙されて悪い道に進んだりする人が多いという話や自己肯定感が低く自己実現をするのが難しいという話をよく耳にします。そのため、私が自己実現をして、その姿を見せることで、子どもたちの力になりたいという思いがあります。今回は、TVアニメ主題歌の制作をクラウドファンディングで行っています。プロジェクトが成功して、これまで私が続けてきた歌がTVアニメで流れるという結果を出し、入所している子どもたちの力になりたいと思っています。
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—子どもたちの力になりたい。その思いが伝わりました。最後に一言いただいてよいでしょうか。
金坂:私は、身の回りに虐待されてきた人たちと触れ合う機会が多くて、音楽の力でその子たちの力になりたいと思ってきました。努力しても実を結ばないことが多い中、私自身が自己実現をすることで、子どもたちの力になりたいと思っています。自立支援ホームの存在を知ってもらうこと、そして、音楽にはその子たちの力になるということを証明したいです。もし、よければこんな活動をしている人がいるという事を知っていただけたら嬉しいです。
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—ありがとうございました。

<Text/楠本慶彦>
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【トーク】自称柏のふるさとPR大使の(仮)のテガちゃんだよ。
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