東京メトロ24時間券で運任せの旅
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2022/9/26
以下は 2 年前に書かれた内容です
県内などでプラレールのイベントを開催しているSazanami Networkのチャーキーさんが、お出かけに便利でお得な東京メトロ24時間券を活用したサイコロの旅を企画しました。東京メトロの路線を舞台に、サイコロをふって次の駅を決め、数々のミッションをこなしながら、ゴールの駅を目指すというものです。
ルールはサイコロで出た目の数だけ駅を進み、着駅であらかじめ設定された内のひとつのミッションをこなした後、再び次の駅に進むためのサイコロふり、ゴールに到着するまで繰り返します。スタートは東西線の西船橋駅、ゴールは有楽町線の新木場駅で、タイムリミットは午後6時です。設定されたミッションの数は20で、スマホのルーレットでミッションを決めます。飯田橋や永田町、銀座などの乗り換え駅に到着の際は、路線選択のルーレットで乗車する路線とA線、B線を決定します。東京メトロの24時間券が使える範囲内なので、都営地下鉄の利用や、東武鉄道などの乗り入れ先には行きません。参加者はチャーキーさんら6人です。
====ミッション====
1.ポストを撮る
2.交差点を撮る
3.証明写真の機械を撮る
4.ファミレスを撮る
5.地下鉄の出口を撮る
6.ATMを撮る
7.コンビニを撮る
8.違うデザインの自販機を5台撮る
9.スカイツリーを撮りに行く(押上駅にワープ)
10.皇居1周走る(2回目から10円募金)
11.マンホールの写真を3枚撮る
12.サイコロを振り直す
13.都電荒川線を撮りに行く (東池袋駅・早稲田駅・王子駅・町屋駅・雑司ヶ谷駅・三ノ輪駅のいずれかにワープ)
14.乗ってきた路線を1駅進む
15.築地駅にワープして何かを食べる(新富町駅もOK)
16.お菓子を買う
17.降りた駅の次の駅まで歩く
18.降りた駅から5マス進む
19.何もしない
20.和光市駅にワープ(2回目以降は飲み物を買う)
1.ポストを撮る
2.交差点を撮る
3.証明写真の機械を撮る
4.ファミレスを撮る
5.地下鉄の出口を撮る
6.ATMを撮る
7.コンビニを撮る
8.違うデザインの自販機を5台撮る
9.スカイツリーを撮りに行く(押上駅にワープ)
10.皇居1周走る(2回目から10円募金)
11.マンホールの写真を3枚撮る
12.サイコロを振り直す
13.都電荒川線を撮りに行く (東池袋駅・早稲田駅・王子駅・町屋駅・雑司ヶ谷駅・三ノ輪駅のいずれかにワープ)
14.乗ってきた路線を1駅進む
15.築地駅にワープして何かを食べる(新富町駅もOK)
16.お菓子を買う
17.降りた駅の次の駅まで歩く
18.降りた駅から5マス進む
19.何もしない
20.和光市駅にワープ(2回目以降は飲み物を買う)
東西線西船橋駅を9時にスタート。サイコロは2が出たため、2駅先の妙典まで行くことになりました。
妙典でのミッションは「次の駅まで歩く」。隣駅の行徳まで歩くことになりました。6人のメンバーは御輿で有名な行徳へ向けて出発。ただ、東西線のこの区間は高架区間のため、線路沿いの道路を20分ほど歩くだけで済み、道に迷うこともなく無事に到着できました。
ミッションを終え、行徳でサイコロをふると、5が出たため、5駅先の南砂町に移動です。
南砂町は駅改良工事の真っ最中。奥に増設中のホームが見えました。これにより東西線のラッシュ時の遅延減少が期待されています。東京メトロによると完成は2027年度の予定です。南砂町でのミッションはなんと「和光市にワープ」。一気に埼玉まで行く羽目になってしまいました。
南砂町から飯田橋で有楽町線に乗り換え、約1時間。和光市に着きました。千葉から埼玉へ。東京メトロの端から端まできたのでメンバーには疲労感が出始めていました。和光市でサイコロをふると2がでたので、地下鉄赤塚に進みます。
地下鉄赤塚でのミッションは「お菓子を買う」。この旅で初めての移動を伴わないミッションで、メンバーはほっとした様子でした。近くのドラッグストアでお菓子を買った後、ふったサイコロの目は2。千川に向かいます。
千川でのミッションは「ATMを撮る」。駅構内にATMがあったため、すぐにミッションは終了しました。その後も、千川でサイコロで3が出て着いた東池袋でのミッションは「飲み物を買う」、東池袋で2が出て着いた江戸川橋では「交差点を撮る」という比較的楽なミッションが続いたため、チーム内では、早くも楽勝ムードが漂っていました。
ただ、そんなムードは次で打ち砕かれました。サイコロで6が出て向かった有楽町。乗り換え駅のため路線選択のルーレットばかり気にしていましたが、その前に行ったミッションのルーレットででたのは「都電荒川線(東京さくらトラム)を撮りにいく」。有楽町から一番近い電停の東池袋四丁目電停がある東池袋に再び向かいます。
最初に東池袋へ行った際も、サンシャイン側出口の混雑を避け、東池袋四丁目電停側に出たため、この日同じ場所に2回来たことになりました。しかも、前回の訪問時にも都電荒川線を記念に撮影していたため、すっかり意気消沈ムードに。しばらく待って、やって来た三ノ輪橋行きは、奇しくも前回来たときに早稲田行きとして走っていった車両でした。メンバーは時間だけが過ぎていくむなしさを感じたようでした。
気を取り直して、東池袋でふったサイコロの目は5。麹町に向かいます。麹町でのミッションは「なにもしない」。メンバーは喜んだ後、急いで次のサイコロをふり、5が出たため新富町に向かて出発しました。
新富町でのミッションルーレットは、なんと「今乗って来た路線を5駅進む」。ゴールの新木場は新富町から4駅先なので、ここでゴールが決まってしまいました。
そのまま有楽町線に乗り、新木場へは午後3時30分ごろに到着。タイムリミットの午後6時まで、2時間半の余裕があったので、メンバーは充実感を得ながらも、喜びと戸惑いを隠せないようでした。
今回使用した東京メトロ24時間券の値段は大人600円、こども300円です。ICカードでの大人通常料金だと、西船橋から妙典まで168円、行徳から南砂町まで199円、南砂町から和光市まで283円なので、和光市にいくまでで計650円となり、この時点で元がとれている計算になるので、大変お得なキップです。券売機で購入することができます。
最近では、JR西日本が「サイコロきっぷ」を発売し好評を博しています。JR東日本も12月に「どこかにビューーン!」を開始予定です。どちらも目的地が運任せの企画で話題になっています。運任せの旅は過酷な面もありますが、思いがけない発見や展開が待っているので、ぜひ出掛けてみてはいかがでしょうか。
以上は 2 年前に書かれた内容です