ことしの明るいニュースは 年末回顧2022
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2022/12/30
以下は 1 年前に書かれた内容です
鉄道部を開設して、おかげさまで3年が経ちました。ご覧いただきありがとうございます。2022年は鉄道開業150年の記念すべき年であった一方で、いすみ鉄道のキハ28が定期運行を終了したり、JR東日本が利用者の少ない赤字ローカル線の収支の状況を公表し、県内では久留里線や鹿島線の全区間や内房線や外房線の一部区間が該当したりするなど、残念なニュースもありました。ただ、県内では明るい話題もありました。「日本一高い」といわれてきた北総線の運賃値下げです。熊谷県知事の県政10大ニュースでも取り上げられるほどの大きな話題でした。
運賃の値下げ率は平均15.4%で、通学定期にいたっては64.7%です。どのくらい安くなったのでしょうか。北総線の新鎌ヶ谷駅に行ってみてきました。
2022年9月の北総線新鎌ヶ谷駅の運賃表
現在の北総線新鎌ヶ谷駅の運賃表
値下げしたのは10月1日。それ以前の運賃表と現在の運賃表を比較してみます。初乗りは210円が190円になりました。主な駅までの運賃を見てみると、新鎌ヶ谷から京成高砂までは100円、印旛日本医大までは80円それぞれ安くなっていることがわかります。また京成高砂経由で京成線や都営浅草線、京急線の各駅へも100円安くなっています。
ただ、成田湯川への運賃は変わっていません。これは、新鎌ヶ谷から成田湯川までの区間は北総線ではなく、京成成田スカイアクセス線だからです。成田湯川経由の成田空港や空港第2ビルまでの運賃も同様です。なお、京成高砂乗り換え京成本線経由の成田空港や空港第2ビルまでの運賃は、京成高砂まで北総線区間の運賃が適用されるので、成田湯川経由と異なり、これまでより100円安くなっています。物価高の昨今、値下げは助かりますね。
来年は、3月18日に京葉線に新駅の幕張豊砂駅が開業したり、銚子電鉄が開業100周年を迎えたりと大きな出来事が控えています。明るい話題に期待したいですね。
以上は 1 年前に書かれた内容です