E657系にE653系カラー登場
鉄道
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2023/1/19
以下は 1 年前に書かれた内容です
緑のE653系カラーに塗色変更されたE657系K17編成
常磐線特急「ひたち」「ときわ」で運行されているE657系に、かつて同線で運行されていたE653系の緑色のカラーリングを再現した編成が昨年末に登場し、注目を集めています。
これは、ことし10月1日から12月末まで開催される予定の茨城デスティネーションキャンペーンを記念したもの。かつてのE653系と同様に、茨城・福島各地域のテーマカラー、青、紅、緑、黄、橙の5色の塗装が施されたE657系が各1編成登場する予定です。JR東日本水戸支社によると、緑色の塗装を皮切りに順次運行を開始し、キャンペーン期間を目途に5編成が運行。2026年春まで定期列車の一部として運用されるとのことです。
新潟に転出後、勝田車両センターに戻ってきたE653系K70編成
E653系はE657系の導入により2013年に常磐線の定期特急列車から撤退しました。現在では新潟地区の特急列車などで活躍しています。また1編成が新潟に転出した後に、常磐線の車両が所属する勝田車両センターに戻り、国鉄特急色に近いカラーとなって臨時列車などに使用されています。
緑のE653系のカラーに塗色変更されたE657系K17編成。ドア横のシンボルマークも再現されている
緑色のカラーリングを施されたのはK17編成です。E653系の緑色はもちろん、前面と側面の色の違いからドア横のシンボルマーク「霞ケ浦と帆曳船」まで再現されています。
ことし春のダイヤ改正で「ときわ」の全列車が柏駅に停車するようになり、県内からE657系への乗車機会が拡大します。バリエーションが増えるE657系。乗車するのが楽しみになりそうですね。
E531系「赤電」も運転期間延長
「赤電」ラッピングが施されたE531系K451編成
常磐線の普通列車などで運用されているE531系にも、かつて運行されていた列車のカラーリングを再現した編成が存在します。おととし、勝田車両センター60周年を記念して、401系の塗装(赤電)をイメージしたラッピングが施されたK451編成です。この赤電ラッピングは当初、ことし3月末までの予定でしたが、2026年度初めまで運用期間を延長することが決まりました。常磐線や水戸線などの定期列車の一部として運用しています。
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