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千葉・御宿町で「死者の日の祭り」開催!

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  2023/11/6
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メキシコの伝統「死者の日の祭り」

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「死者の日の祭り」とは、毎年11月1日と2日に行われる、メキシコで最も重要な風習のひとつ。日本のお盆に近いものであるが、奇抜なメイクと衣装でパレードをしたり、お酒を飲みながら故人を想い語らったりと、明るく賑やかに死者を迎えるのが特徴だ。

期間中、街はパペルピカド(カラフルな切り紙)やガイコツの人形、マリーゴールドなどで彩られる。マリーゴールドには死者を導く役割があり、お墓、各家庭や街中に設けられる祭壇にも飾りつけられる。祭壇には、死者の日のパン、シュガースカル、コパル(お香)などが供えられるほか、故人が好きだったものを自由にカラフルに飾り付けるのだそうだ。色をたくさん使う事には、人生は楽しく、彩り豊かなものである、という意味が込められている。

死者の日の祭り in おんじゅく

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メキシコに深い縁のある御宿町では、毎年11月に「死者の日の祭り in おんじゅく」が開催されている。主催者は町内で農業を営む大地(おおち)農園の大地雅子さんとキアオラ農園の三成桂さん。例年は築200年の古民家「愚為庵」が会場で、メキシコや死者の日をイメージしたメニュー・雑貨などを揃えた出店者が集まり賑わう。第6回目の開催となる今回は御宿うみそらDAY(※)の一環として、初めて月の沙漠記念館前広場で行われた。今年もタコス、死者の日のパン、メキシカンやきそば、がいこつマドレーヌや、メキシカンビールなどの提供があり、がいこつ仮面ワークショップなどは子供たちにも好評であった。
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当日は、メキシコ人スタッフらの協力によりマリーゴールドやキャンドルなどで本格的に装飾された祭壇も会場に再現された。スペイン語と日本語で死者の日についての紹介もあり、来場した子供たちにとってもメキシコの文化に触れる貴重な機会になっただろう。

三成さんは「死者の日は明るくて楽しいお祭りだけれど、日本と同じように、お墓参りやご先祖様を迎える準備を大切にしているのが素敵だと思う。御宿でも死者の日を通して、亡くなった友人やご家族を思い出すきっかけになったら」と話した。また、「死者の日の祭りも続けつつ、メキシコフードのキッチンカーを呼ぶなど大々的なメキシカンフェスのようなものもやりたい」と今後の展望についても語った。

※月の沙漠記念館前広場にて、毎月第3土曜日など定例開催されているマルシェ
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