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  2020/6/11

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リゾートタウンとして有名な御宿町。新型コロナウイルスの影響が2月から地域経済が停滞、海水浴場の開設中止も決まり、昨年の台風被害から復興を目指していた地域は厳しい状況に。

　一般社団法人御宿町観光協会はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」上で6月10日、「世界の御宿 緊急救済プロジェクト」を立ち上げ、事業者の支援を呼びかけている。

　昨年、千葉県は台風により甚大な被害を受けた。御宿町も復興道半ばの状況で新型コロナウイルスによる影響を受けている。緊急事態宣言が出される前の1月末、外房地域では武漢からの帰国者を受け入れたが、風評被害により観光客数は激減、その後、緊急事態宣言が出され、完全に観光経済はストップした。緊急事態宣言が解除された今も、観光客数は戻らず、来町者や地域の安全を考え海水浴場の開設も中止した。全国の中でも長期的な経済ダメージを受けている。

　御宿町は房総半島を代表するビーチリゾート。約2kmに渡る真っ白な砂浜には毎年多くの海水浴客が訪れる。昨年の台風被害から各施設も復旧し春の大型連休や夏のシーズンに向け準備を進めていた中、新型コロナウイルスの影響を受けた。5月末まで公営駐車場や観光施設も閉鎖し、感染拡大に努めてきたが、各施設が再開した今も先行き不透明な状況が続く。同協会は「御宿町で営業を続けているお宿、お店は大切な地域の財産です。決して失ってはならない、将来に繋げなければならない貴重な地域観光資源です。」と語る。様々な自治体が同様の取り組みを初めている中「私たちも、御宿町観光に夢と希望を与えたい。」と考え、クラウドファンディングを立ち上げた。

　同協会によると集まった支援金は、同プロジェクトに参画している事業者に届けられる。支援法は全事業者への支援か事業者を指定して支援するかを選ぶことができ、事業者を指名して支援する場合、応援チケットをリターンとして受け取ることができる。同協会は「町事業者と気持ちを一つに、御宿町観光を守るため、できることを一生懸命やることだ。」と意気込む。

　受付期間は7月12日まで。応援チケットは5,000円で5,500円分として利用可能。クラウドファンディングサイトURLは(ｈｔｔｐｓ：／／ｃａｍｐ－ｆｉｒｅ．ｊｐ／ｐｒｏｊｅｃｔｓ／ｖｉｅｗ／２８２７５１＃ｍｅｎｕ) 3000円から支援できる。

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