銚子電鉄 黒字にしてみた!? 人気YouTuber、切符を大量購入 スタンプ押して寄贈→乗客に配布
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2021/3/15
以下は 3 年前に書かれた内容です
コロナ禍で厳しい経営業況が続く中、ユニークなグッズ展開などで生き残りを図るローカル鉄道「銚子電鉄」(銚子市)。人気YouTuber・スーツさんがこの鉄道会社を「1日だけ黒字にしてみた」という動画を投稿し、話題を集めています。
スーツさんは切符を大量に購入し1日だけの黒字を「達成」させるとともに、購入した切符にオリジナルのスタンプを押して、同電鉄に寄贈。プレゼントとして乗客に配布を開始したところ、長蛇の列ができる人気ぶり。ちばとぴ!鉄道部の中の人も久しぶりに銚子に出向き、切符をゲットしました。
スーツさんは切符を大量に購入し1日だけの黒字を「達成」させるとともに、購入した切符にオリジナルのスタンプを押して、同電鉄に寄贈。プレゼントとして乗客に配布を開始したところ、長蛇の列ができる人気ぶり。ちばとぴ!鉄道部の中の人も久しぶりに銚子に出向き、切符をゲットしました。
スーツさんの動画「赤字ローカル線を1日だけ黒字にしてみた【銚子電鉄】」のサムネイル
赤字ローカル線を1日だけ黒字にしてみた 【銚子電鉄】
https://youtu.be/E6bfzenAMjI
動画では、銚子を訪れたスーツさんが同電鉄の竹本勝紀社長から「(昨春より回復したものの)本年度12月末までの1日当たりの赤字額は12~13万円ほど」と聞かされます。そこで、本社のある仲ノ町駅で、14万円相当の切符400枚を購入。動画では乗客に配るため、大量の切符にオリジナルのスタンプを押す姿も見られました。
https://youtu.be/E6bfzenAMjI
動画では、銚子を訪れたスーツさんが同電鉄の竹本勝紀社長から「(昨春より回復したものの)本年度12月末までの1日当たりの赤字額は12~13万円ほど」と聞かされます。そこで、本社のある仲ノ町駅で、14万円相当の切符400枚を購入。動画では乗客に配るため、大量の切符にオリジナルのスタンプを押す姿も見られました。
スーツさん押印の切符を求め犬吠駅を訪れた人々(銚子電鉄提供)
スーツさんの押印した切符を受け取った銚子電鉄。犬吠駅で「当日の日付けの入った一日乗車券(弧廻手形)」を持っている人に1枚ずつ配布しています。同電鉄によると、配布開始した13日午前11時には春の嵐の悪天候の中、50人ほどのファンが並ぶ盛況ぶりだったということです。
犬吠駅の切符売り場=13日午後
大雨も落ち着いたこの日の午後、犬吠駅を訪れ、弧廻手形を購入。駅員さんからその場でスーツさん押印の切符をもらいました。
スーツさんが購入した切符は「1日分の黒字化」だけでなく、こうして来訪者が切符を購入することで、それ以上の効果が出てくるものだと思います。
スーツさんが購入した切符は「1日分の黒字化」だけでなく、こうして来訪者が切符を購入することで、それ以上の効果が出てくるものだと思います。
スーツさんのスタンプが押された切符。犬吠駅で久しぶりにお目に掛かった銚電ファンの男性に持ってもらいました
鉄道系YouTuberとして人気のスーツさん。今回の動画では銚子電鉄の収益構造と、グッズを買う重要性を伝えたかったようです。竹本社長は取材に「スーツさんはお金を掛けて切符を購入してくれただけではない。乗数効果を生む取り組みに活用させていただき、感謝している。応援を背に、経営改善へ力を尽くしていきたい」と語りました。
犬吠駅ホームに入線する車両=13日午後
スーツさん押印の切符は15日昼現在、犬吠駅で配布中。当日の日付けがある弧廻手形の提示が条件です。
購入した「弧廻手形」もユニークなものでしたので、いずれ紹介したいと思います。お楽しみに!!
以上は 3 年前に書かれた内容です