銚子電鉄がJR西日本の技術を導入
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2022/2/27
以下は 2 年前に書かれた内容です
銚子電鉄は無人駅の利用客向けに簡易情報提供端末を導入しました。同端末はJR西日本のグループ会社であるJR西日本テクシアの「Scomm.」の機能の提供を受けたものです。2月25日から運用を開始しています。
導入駅は銚子電鉄の観音、本銚子、西海鹿島、海鹿島、君ヶ浜、外川の6駅です。「Scomm.」はJR西日本テクシアが開発。JR西日本の無人駅を中心に600台以上の導入実績があるといいます。
観音駅では、駅舎内のスロープの途中にある窓の内側に端末が設置されています。訪れた日は、通常運行だったため、モニターには時刻表や振替輸送の案内が表示されていました。運転見合わせや運休などが発生した場合も、このモニターに表示されるようです。
この日は、2000形の2002編成が運用に入っていました。この編成は1月24日、機器の故障により走行不能となりましたが、京王グループでかつて整備を担当していた京王重機と購入元の伊予鉄道から、代替部品の提供や技術的サポートを受け、2月2日に復旧しました。銚電は多くの鉄道会社からの支援を受けて、運行しているのが分かります。
以上は 2 年前に書かれた内容です