千葉県誕生150周年!御宿町で「日西墨友好の絆」記念事業開催
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2023/10/2
以下は 1 年前に書かれた内容です
スペイン・メキシコとの交通のはじまり
慶長14年(1609年)9月3日、マニラからメキシコへ向かっていたフィリピン諸島長官ドン・ロドリゴ・デ・ビデロ・イ・ベーラコスを乗せたスペイン船・サンフランシスコ号が岩和田の田尻海岸に座礁した。
これを聞いた地域の住民らにより乗組員373名のうち317名が救助された。なかでも有名なのは、凍えきった乗組員らを海女さんが自らの素肌であたためて助けたという史実である。
乗組員たちは食料や衣服を与えられるなど、鎖国を目前とした時代としては手厚い対応を受けた。
さらに、当時の大多喜城主・本多忠朝のはからいにより、ロドリゴは江戸で徳川秀忠、駿河で徳川家康と面会。翌年には日本で用意された大型帆船に乗りメキシコへと帰還した。
1928年、「日・西・墨三国交通発祥記念之碑」(=通称 メキシコ記念塔)が建てられ、1966年にはドン・ロドリゴが上陸したとされている田尻海岸が千葉県指定史跡となった。
これを聞いた地域の住民らにより乗組員373名のうち317名が救助された。なかでも有名なのは、凍えきった乗組員らを海女さんが自らの素肌であたためて助けたという史実である。
乗組員たちは食料や衣服を与えられるなど、鎖国を目前とした時代としては手厚い対応を受けた。
さらに、当時の大多喜城主・本多忠朝のはからいにより、ロドリゴは江戸で徳川秀忠、駿河で徳川家康と面会。翌年には日本で用意された大型帆船に乗りメキシコへと帰還した。
1928年、「日・西・墨三国交通発祥記念之碑」(=通称 メキシコ記念塔)が建てられ、1966年にはドン・ロドリゴが上陸したとされている田尻海岸が千葉県指定史跡となった。
「日西墨友好の絆」記念事業を開催!
上記の史実から始まった日本・スペイン・メキシコの絆を伝承していくため、御宿町では9月30日を「日・西・墨友好の絆記念日」に制定している。
今年の9月30日、御宿町では、千葉県150周年事業の一環として「日西墨友好の絆」記念事業が開催された。
史実を伝える式典およびスペインのフラメンコ、メキシコのマリアッチ、そして日本からは和太鼓と、元御宿町地域おこし協力隊の行木千賀さん・かぐやメイトのメンバーらによる「房州御宿音頭」などのパフォーマンスが行われた。
千葉県副知事やスペイン・メキシコ大使館からの来賓をはじめ、町民らも鑑賞に訪れた。
今年の9月30日、御宿町では、千葉県150周年事業の一環として「日西墨友好の絆」記念事業が開催された。
史実を伝える式典およびスペインのフラメンコ、メキシコのマリアッチ、そして日本からは和太鼓と、元御宿町地域おこし協力隊の行木千賀さん・かぐやメイトのメンバーらによる「房州御宿音頭」などのパフォーマンスが行われた。
千葉県副知事やスペイン・メキシコ大使館からの来賓をはじめ、町民らも鑑賞に訪れた。
当日はおもてなしメニューとして軽食が用意され、町役場の職員に加え、御宿町で活躍する人々も配膳スタッフとして会場に立った。
SPAiCE COFFEEの紺野雄平さんは、この日のために「御宿ブレンド」を作り提供。メキシコの豆を使い、スペインのカフェ・コン・レチェ(カフェラテのような飲み方)の要素を入れた、力強い苦みのコーヒーである。
地域おこし協力隊の高梨美佳さんが開発した、大地牧場の有機牛乳をふんだんに使ったソフトクリーム「ジェラソフ」、伊藤智子さんと地域のおばあちゃんたちの作る御宿の家庭料理をバーガーにした「サンガ焼きBURGER」などの特産品も好評。
御宿町で農家を目指す吉田直紀さんは、バーテンダーの経験を活かしスペインの国旗をイメージしたノンアルコールカクテルを考案した。
会場では、海女さん姿のスタッフがお料理やドリンクを配膳する姿も。スタッフの一人で、ログハウスHOCCOREEを経営する清水菜奈未さんは、「御宿町の歴史を実感する機会に居合わせられ、さらに町が好きになりました。御宿の魅力が伝わる場所で、町の魅力が伝わる食材でおもてなしができ、来賓の方々にも喜んでいただけて幸せでした。」と語った。
SPAiCE COFFEEの紺野雄平さんは、この日のために「御宿ブレンド」を作り提供。メキシコの豆を使い、スペインのカフェ・コン・レチェ(カフェラテのような飲み方)の要素を入れた、力強い苦みのコーヒーである。
地域おこし協力隊の高梨美佳さんが開発した、大地牧場の有機牛乳をふんだんに使ったソフトクリーム「ジェラソフ」、伊藤智子さんと地域のおばあちゃんたちの作る御宿の家庭料理をバーガーにした「サンガ焼きBURGER」などの特産品も好評。
御宿町で農家を目指す吉田直紀さんは、バーテンダーの経験を活かしスペインの国旗をイメージしたノンアルコールカクテルを考案した。
会場では、海女さん姿のスタッフがお料理やドリンクを配膳する姿も。スタッフの一人で、ログハウスHOCCOREEを経営する清水菜奈未さんは、「御宿町の歴史を実感する機会に居合わせられ、さらに町が好きになりました。御宿の魅力が伝わる場所で、町の魅力が伝わる食材でおもてなしができ、来賓の方々にも喜んでいただけて幸せでした。」と語った。
以上は 1 年前に書かれた内容です