小湊鐵道が全線復旧
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2020/1/27
以下は 4 年前に書かれた内容です
昨年の台風21号の大雨の影響で最後まで不通となっていた養老渓谷―上総中野間が1月27日、3カ月ぶりに復旧し、この日の始発から小湊鐵道が全線(五井―上総中野間)で運転を再開しました。
午前6時すぎ、五井駅の始発列車です。上総中野行きのサボ(行先標)が見られるのは昨年の10月25日以来です。車両は1961年製のキハ202の単行です。
昨年、いすみ鉄道と銚子電鉄が共同で発売した「小湊鐵道災害復興応援切符」の売り上げも復旧への後押しになったようで、小湊鐵道の担当者は「いすみ鉄道や銚子電鉄、購入してくれた鉄道ファンに感謝している」と述べていました。
さらに復旧応援企画として、関西の神戸の北神急行電鉄とはヘッドマークの交換、京都の嵯峨野観光鉄道では小湊鐵道のグッズ販売も行われました。関西からも応援メッセージが届き、担当者は「関西の鉄道ファンにもお礼を言いたい」とのことです。
これで昨年の災害による千葉県内を走る鉄道の不通区間はなくなりました。しかし、昨年の台風の被害を受け不通区間がある鉄道は、神奈川の箱根登山鉄道や長野の上田電鉄など、いまだに全国に存在します。これらの鉄道も一日も早く復旧できるといいですね。
以上は 4 年前に書かれた内容です