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千葉駅をプラレールで再現

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  2020/9/20
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鉄道好きの人なら、子どもの頃一度は遊んだことがあると思われるプラレール。いまも根強い人気を誇るロングセラー玩具です。そんなプラレールで千葉駅周辺の路線を再現するイベントが千葉市のきぼーるで開催されているので、行ってきました。
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机の上に設けられた縦15㍍、横5㍍のスペースに、JRは稲毛から本千葉、東千葉までを、京成は千葉線の京成稲毛から千葉中央までを、千葉都市モノレールは千葉から県庁前までをそれぞれ再現しました。1階のエスカレーターの乗り口付近に稲毛駅を設定。千葉駅のほか、黒砂信号場、東千葉駅の付近の複雑な線路の配線も再現されました。そのスケールの大きさに子どもから大人まで、きぼーるを訪れた大勢の人が足を止めていました。
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JRと京成のレール上には、さまざまなプラレールが行き交いました。JRの線路上には総武緩行線のE231系や総武快速線の新鋭E235系、国鉄型特急の485系などバリエーション豊かな車両が走行。京成の線路上には、通常千葉線を走る京成3000形や新京成N800形のほかにスカイライナーまで登場し、会場を盛り上げました。モノレールは走行しませんでしたが、1000形が実車と同じように吊り下げられました。
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完成までにかかった時間は4時間。主催の千葉南プラレール総合車両センターのCEO、工場長さんとその関係者、飛び入りの子どもたちも合わせて10人ほどが参加しました。工場長さんの「単線PC橋脚を取って」「複線カーブレールちょうだい」など的確な指示の下、作業は進んでいきました。工場長さんは再現に当たって、西千葉とみどり台、西登戸といったJRと京成の駅の位置関係を事前に乗車して把握するなど入念な準備をしたそうです。ただ、千葉から県庁前までのモノレール部分に関しては、千葉付近の複々線区間や立体交差、カーブなどの複雑な造形の再現に一苦労されたようでした。
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「レイアウト組み立て作業は毎回いろんな発見があっておもしろい」とプラレールの醍醐味を語る工場長さん。「次は蘇我駅を再現したい。立体交差や平面交差など複雑な部分があり、レールも自作しないといけないと思うが挑戦してみたい。いずれは千葉県内の全駅再現をやりたい」とさらなる展開に意欲を見せていました。
このイベントは、きぼーるで22日まで開かれています。プラレールの走行装置の修理も行います。開催時間は10:00〜17:00(最終日は16:00まで)です。
ちばとぴ!鉄道部
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千葉県内とその周辺の鉄道のネタを取り上げていきます。 基本は乗り鉄で現地に行きます。 模型鉄にも手を広げていきたい。
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