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新京成電鉄、恒例の新年ヘッドマークを公開

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  2020/12/12
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新京成電鉄(以下、新京成)は毎年正月に新年ヘッドマーク(タテ55センチ、ヨコ75センチ)を掲出している。2020年度も2021年1月1日(金曜日・元日)から1月15日(金曜日)まで、沿線の高校生が描いた新年ヘッドマークが8800形8811編成に掲出され、新京成線や京成電鉄千葉線を駆けめぐる。

新年ヘッドマークのあゆみ

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2019年度の新年ヘッドマーク(提供:新京成電鉄)。
新京成は2009年度から、自社車両1編成に新年ヘッドマークの掲出を開始。当初は外注による制作だったが、2018年度から沿線の高校に依頼している。タイアップすることで、沿線地域の学校と交流を深めること、高校生らしい思いの詰まったヘッドマークを掲出した電車を運行させることで、地域社会の活性化を目指しているという。

2018年度は千葉県立船橋二和(ふたわ)高校美術部の女子生徒2人、2019年度は千葉県立鎌ヶ谷西高校美術部の女子生徒1人が大役を務めた。そして、2020年度は千葉県立松戸高校芸術科が担うこととなった。

大役を務めるのは、1年生の男子生徒2人。アクリル絵の具を使い、A3サイズの画用紙で腕をふるった。今回の新年ヘッドマークのコンセプトは、「遠くから見ても新年のごあいさつが伝わるように」である。

京成津田沼方先頭車の新年ヘッドマーク

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幸地昇一(こうちしょういち)君と自らデザインした新年ヘッドマーク。
京成津田沼方先頭車の新年ヘッドマークは、幸地昇一(こうちしょういち)君が描いた。アニメや映画に興味があり、将来は制作の道に進みたいと意気込む。

イラストは紅白の梅の花。早春にほかの花に先駆けて咲くことから、「開運」の象徴と言われている。また、正月は「新春」ともいうので、ひと足もふた足も早い春を沿線の人々に知らせる。華やかさを強調した作品だ。

松戸方先頭車の新年ヘッドマーク

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宮川祐輝(みやかわゆうき)君と自らデザインした新年ヘッドマーク。
松戸方先頭車の新年ヘッドマークは、宮川祐輝(みやかわゆうき)君が描いた。芸術の道に行きたいと思っているが、具体的な進路は考え中の由(よし)。

イラストは、2021年の干支である丑(2種類)を左右に配し、駅員の制服と制帽を着用し、敬礼。門松を中央に配することで、正月を演出。明るい雰囲気に仕上げた。

2つの新年ヘッドマークを見ると、幸地君が「剛」、宮川君が「柔」といえよう。

3度目の“年男”を迎える丑年の8800形

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8800形はこのカラーリングで登場した。
8800形は1985年12月7日(土曜日)に車両メーカーで竣工し、翌1986年1月21日(火曜日)、新京成のくぬぎ山車両基地に搬入された。同社初の8両固定編成で、当時新鋭だったVVVFインバータ制御(電車を動かすのに必要な制御装置)を初採用し、消費電力の低減を図った。2月26日(水曜日)にデビューすると、1991年3月まで12編成96両が新製され、新京成のエースに君臨してゆく。

その後、京成電鉄千葉線との直通運転開始に伴い、2006年から2014年まで6両編成化を実施。一部の中間車が先頭車に改造され、16編成96両の布陣となった。

2021年で竣工から36年を迎える。鉄道車両としては大ベテランの域に入ったが、現在も全車が健在である。車両自身が“3度目の年男”として新年ヘッドマークが掲出されるのは、全国の鉄道車両でもそうそうなく、特筆に値する。
【取材協力:新京成電鉄、千葉県立松戸高等学校】
岸田法眼の鉄道チャンネル
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『Yahoo! セカンドライフ』(ヤフー刊)の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、フリーのレイルウェイ・ライターとして、...
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