「上総掘り」技術伝承の課題を2ページに凝縮 土木学会誌に寄稿文を掲載 袖ケ浦市
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2020/12/4
以下は 3 年前に書かれた内容です
2006年、国の重要無形民俗文化財に指定された千葉県上総地域発祥の深井戸掘り工法「上総掘りの技術」。
その技術保持者である鶴岡正幸先生(三代目井戸掘り職人)のもと、技術保持団体に指定された「上総掘り技術伝承研究会」(事務局・袖ケ浦市郷土博物館)。
重機も燃料も使わず少人数で効率よく掘れるシンプルでエコな技術は、今も世界各地で水を得るため活用されています。
その技術を守るため、ボランティアが昔ながらの掘削技術を学ぶ活動の様子をご紹介します☆彡
その技術保持者である鶴岡正幸先生(三代目井戸掘り職人)のもと、技術保持団体に指定された「上総掘り技術伝承研究会」(事務局・袖ケ浦市郷土博物館)。
重機も燃料も使わず少人数で効率よく掘れるシンプルでエコな技術は、今も世界各地で水を得るため活用されています。
その技術を守るため、ボランティアが昔ながらの掘削技術を学ぶ活動の様子をご紹介します☆彡
ついに見本誌が届きました!
上総掘り技術伝承研究会のメンバーがまとめた、技術伝承の課題についての寄稿文が「土木学会誌vol.105」に掲載されました!
遡ること9カ月あまり?コロナ禍が社会問題化し始めた今年春頃に依頼があり、上総掘り技術の周知につながればと、お引き受けしました。
遡ること9カ月あまり?コロナ禍が社会問題化し始めた今年春頃に依頼があり、上総掘り技術の周知につながればと、お引き受けしました。
「たすきでつなぐ 土木のチカラ」に見開き2ページ、写真2枚で掲載♪
テーマは「令和に生きる明治の技術『上総掘り』伝承の課題」。
とはいえ、全く上総掘りについてご存じない方にもある程度の概要をお伝えしなければならず、ざっくりとその歴史や会の沿革について説明していくと、あっと言う間に文字数ばかりはかどってしまいます。
見開き2ページでこの技術と、伝承活動についてまとめるのは正直、拷問に等しく…。
担当したメンバーは、昨年暮れに「国際経営文化学会(AIMCAT)」で発表した原稿「令和を生き抜く明治の技術 ~上総の職人に学ぶ“美しい仕事”~」を土台とし、どうにか文字数に納めて入稿させていただきました。
一般の方の目に触れる冊子ではありませんが、土木の専門家の方々が読んでくださるのは恐悦至極に存じあげ候、と同時に上総掘りという技術を、時代がデジタル化しても紙媒体としてしっかりと形に残すことは大切だと認識している当会(単に高齢のメンバーが多く、デジタル弱者の存在も無視できないのも一因ですが)。
発信の機会を与えていただけたことに感謝しつつ、今後もさまざまな媒体でこの技術について周知を図っていきます。
とはいえ、全く上総掘りについてご存じない方にもある程度の概要をお伝えしなければならず、ざっくりとその歴史や会の沿革について説明していくと、あっと言う間に文字数ばかりはかどってしまいます。
見開き2ページでこの技術と、伝承活動についてまとめるのは正直、拷問に等しく…。
担当したメンバーは、昨年暮れに「国際経営文化学会(AIMCAT)」で発表した原稿「令和を生き抜く明治の技術 ~上総の職人に学ぶ“美しい仕事”~」を土台とし、どうにか文字数に納めて入稿させていただきました。
一般の方の目に触れる冊子ではありませんが、土木の専門家の方々が読んでくださるのは恐悦至極に存じあげ候、と同時に上総掘りという技術を、時代がデジタル化しても紙媒体としてしっかりと形に残すことは大切だと認識している当会(単に高齢のメンバーが多く、デジタル弱者の存在も無視できないのも一因ですが)。
発信の機会を与えていただけたことに感謝しつつ、今後もさまざまな媒体でこの技術について周知を図っていきます。
以上は 3 年前に書かれた内容です